愛しい子

もう過ぎてしまいましたが、１０月２５日は先代犬の６回目の命日です。

命日の日に何か彼の事を書き残したいと思ってパソコンに向かったものの

いろんな思いがありすぎて、何をどこまで書いたらいいのか迷いすぎて

結局、打っては消し、打っては消しを繰り返して今日に至っています…

でもやっぱり何か残したい。

かわいい男の子がいたんだよ。

小さな体で頑張って長生きしたんだよと残しておきたいと思います。



彼は私が高校生の時に我が家にやってきました。

小さな小さなヨーキーミックスのかわいい男の子！そのくせ気が強かった！

彼は６年前、１９才と９ヶ月で虹の橋を渡りました。

私は彼を看取ることが出来なかった。

ちょっとの油断が彼を一人で逝かせてしまった。

今もその事は心残りです。

明日も今日のように、いつも通りの朝を迎える。

当たり前のように信じて｢おやすみ｣と言って二階に上がった私。

たぶんそれからまもなく彼は逝ったと思う。

朝起きたら彼の小さな体は冷たくなっていました。

もう二度と会えなくなってしまった。

私に逝くところを見せたくなかったんだよといろんな人が慰めてくれた。

苦しんで逝ったのか、眠るように逝ったのか、私にはわからないけど

自分を犬と思わないようなプライドの高い子だったから

やっぱり私には見てもらいたくなかったのかな…

でも私はこの手の中で最後の時まで抱きしめていたかったよ



実は彼のお骨はまだ納骨できずにいます。

最後の時を一人きりにしてしまったので

お墓の中にまた一人きりで入れることができずにいるダメ飼い主です。

｢自分に区切りがついた時でいいんだよ。心残りがある時に納骨してもまた悔やむよ。｣と

誰かに言われたので、今はまだ一緒にいようと思ってます。



きっと今はリビングの中で、

｢ずいぶん賑やかになったな～｣と思ってくれてるかも知れません。

今いる５匹のワンコの中に、あの子の面影が個々に見えます。

あの子がいなくなったから、こんな寂しい思いをしたくないからもう犬は飼わない。

ではなくて、あの子と暮らした日々が楽しかった。だからもう一度犬と暮らしたい。

そして今いる子の話をしながら、亡くなった子の思い出話をしたりする事こそが

供養になるんだよ。と言われました。

そうですよね…いつまでも自分の事で泣いたり悔やんだりしてたら

あの子はきっと｢雨降り地区｣から出られない。

虹の橋で元気に遊んで、いつの日か私が行くときを待ってて欲しいから後悔するのはやめました。



この記事のタイトルは、火葬に訪れた霊園で見た墓石に書かれていた言葉です。

この一言にすべての思いが詰っているなぁと思い、号泣しました。

いい言葉だと思いませんか。私はいまだにこの言葉を聞くと涙が出ます。


私の愛しい子…Charlie　いつかまた会おうね…




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